「合わなかったら、すぐ辞めればいい」。安易な気持ちで入社した。
「手に職を持ちたい」と美容師になった私。しかしいざなってみると、体力的にも待遇面でも不安定な生活を送ることに・・・。朝8時すぎに始業して、閉店後も日付が変わる直前までカット練習をするという毎日で、ついには体調を崩してしまうこともありました。転職を決めたのは、こうした環境を改善したかったからです。ただ、その頃はまだ十代。未熟だった私には、美容師を辞めて次になにかやりたい仕事があるわけでもなく…。そのため、サニックスを選んだのは、単純に「土日に休めるから」という理由だけ。しかも、「職場が合わなければすぐに辞めたらいい」という軽い気持ちでもありました。けれど、そんなサニックスとの出会いこそが、私を仕事面だけでなく、人間としても成長させてくれたのです。
資格取得支援が、学びたい意欲を湧かせてくれる。
今、私がいるのは、静岡県・富士工場。役割は、廃プラスチックを発電用の燃料にするための破砕・梱包・出荷作業を担うこと。工場には、静岡県内で出たたくさんの廃プラスチックが、毎日トラックで運ばれてきます。それを破砕機に投入し細かく砕いて梱包。そして発電所へ運搬するためトラックに積載していくというのが一連の業務です。仕事においては、パワーショベルやローダー、フォークリフトも使用するのですが、こうした重機の免許などは、入社後に会社の支援を受けながら取得しました。資格取得支援制度として、重要な資格には取得費用補助や永続的な手当が出るので、勉強する意欲も湧いてきます。環境面も、1ヶ月のうち1週間ほど夜勤がありますが、残業はほぼなし。有給休暇も気兼ねなく取得できます。自分の時間が増えたのはありがたいですね。その時間を活用して、溶接など設備関連の資格取得の勉強も始めたいと思っています。
先輩たちのおかげで、自分の成長を楽しめるようになった。
去年12月からは班長になり、責任ある仕事も担うようになりました。そんな私も、入社当初はできないことだらけ、失敗だらけでした。短気なところがあるため、できない自分にイライラしてしまうことも…。けれど、そんな私を先輩たちはときに諭し、見捨てることなく丁寧に指導し続けてくれました。優しい先輩たちに囲まれていたからこそ、今日の自分がいるのだと思います。できないことが一つずつできるようになる、下手くそだった重機の操作が徐々に自分の手足のように動かせるようになる。今は、それがとても楽しいんです。「いつ辞めたっていい」と思っていた私ですが、いつしか「ここでもっと自分を成長させたい」と考えるようになっていました。今では、いつか現場のトップに立ち、尊敬する先輩たちを超えるような人間になっていきたいと考えています。